SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

【感想】アビスパ福岡対名古屋グランパス ルヴァンカップ準決勝第1戦(1−0)

アトレティコソシエダや日本代表の試合を見たり。

グランパスがやっていたのは果たしてフットボールだったんだろうかとわからなくなる。

アトレティコグランパスと同じ532でポゼッションも頑張っているとのことでソシエダ久保選手も見たかったのでフルで視聴。3センターの運動量がヤバい。4バックですらピッチの横幅を守るのが大変なのに5レーンを3枚でスライドしながら守るのだから。モラタ選手やグリエスマン選手の献身も光る。そしてシメオネ監督のミッションインポッシブルに出演してそうな風貌と黒のスーツがかっこよくて好き。そんな監督に久保シフトを敷かせる久保選手はもうすぐワールドクラスになります。

日本代表はカナダ戦で4得点。躍動している攻撃を見せつけられると誇らしさと悔しさが混ざる。

 

 

グランパスは343。守備時523のように見えた。山田選手がボランチ、3バック左に丸山選手。

アビスパは3421。

 

保持もしようという意図はスタメンからもプレーからもわかる。けれど、それができるかどうかは選手の組み合わせどうこうの問題ではないような気がする。

実際はアビスパのプレスを回避できないままロングボールを中島選手めがけて蹴って跳ね返されて回収されての繰り返しになってしまった。

ビルドアップ時に山田選手が受けに行ってもアビスパのマンツーマンに近いプレスで出しどころを消されて他のパスコースを探している間にプレスをかけられロングボールの選択肢を選ばされる。

中盤が受けに下がった分、前線3枚との距離も遠くなり、アビスパの中盤との数的不利もありセカンドボールの回収は絶望的だった。

保持しても蹴らされ回収されるというとんでもなくネガティブなサイクルをひたすら繰り返すだけの90分は流石に辛かったです。

 

しかし、試合後の選手のインタビューを読むと意外なほどにポジティブ。

特に中島選手は嘘偽りが全く無いと思わせるほどポジティブだということを話してくれた。

前田選手も中谷選手も監督も同じように。

正直、今のグランパスがそんな雰囲気であるとは考えもしなかった。

なんかもう、1人で勝手に落ち込んでいた自分が情けなく恥ずかしい。

 

次はホーム。

行きます。

が、ちょっと緊張してしまう。

自分も選手を後押しできるような応援ができるんだろうかと。

だってファンクラブの招待券でロイヤルシートだもの。そんなの関係ないって思っても、現場がどれだけポジティブでも、うまくいってない時間の長さがのしかかる。

あ、でも駐車券は取れたのでそれはよかった。

 

グランパスが起こす風の目撃者になります。