SBT420の日記

名古屋グランパスのファン。

トリニータ対グランパスの展望 J1第6節

トリニータはガンバとの試合で予習。

 

トリニータは3421。ガンバは352。

3バックは攻守で可変するのでお互いにどう配置が変化しているのか同時に見ていかないとごっちゃになる。どう変化しているのか把握できないまま時間が経過してしまう。

 

トリニータは3バックでコバユー選手がサリーダするという違和感から入る。

ビルドアップにGKも参加するなら中盤を薄くしてまでする必要あるのかなと。でもガンバは前線と中盤の5枚で圧力かけていく場面もあったから一番後ろでも数的優位は確保したいか。

 

先制した場面でサリーダした意味がなんとなくわかる。中盤1枚をDFラインまで下げることで3バックの一角をサイドに押し上げられる。ガンバは守備時532なのでサイドでWBと合わせて数的優位を作れる。

しかもそこにIHが関与してくる。ガンバの3センターの合間に位置取りしていたIHが、サイドで数的優位を作った局面でガンバWBの裏へダイアゴナルラン。ハーフスペースから大外へのフリーランニング。そこにパスが出る。

ガンバ3バックの一角を引き連れてクロス。ペナルティエリア内では1トップがニアに走り込む。しかも背後から前に出るような動きだったからDFは確実に釣られる。で、その後ろから逆サイドのIHが飛び込んでシュート。

ビルドアップからうまーくハマった得点だった。

 

後半の初っ端の失点は自陣でのネガトラが機能しないボールロストをしてしまうとああなるよねって形。宇佐美アデミウソン選手という相手も悪かった。

 

守備は541が基本なんだろうけれど、523みたいな形でガンバのビルドアップに圧力をかけに行っていたような。

でも2のところでIHにスペースを使われていたので、どういう狙いがあったのかよくわからない。

中盤は3でもサイドを絡められると致命的なスペース空きがちなのに2は相当なリスク。リードされていた展開とは言え、そこまでするのはらしくない印象。

 

グランパスはどうするかな。

ボール非保持なら442だろうし。前線2枚とボランチでアンカーやIHへのパスコースを切って、サイドもピッタリマークで待ち構えてロングボールを蹴らせにいくかな。

相手が541でドン引きした時にどうするかな。ビルドアップに圧力かけてきてくれたらそこを剥がして守備陣形が整う前にボールを運べばチャンスはありそう。DFラインでのビルドアップは安定している上に止める蹴るとパススピードで相手を剥がせるので。

トリニータはホームだし、そこまでドン引きっていうことはしないと思うけど。

 

お互い監督が監督なだけに、蓋を開けてみないとどういう試合になるのかわからない。

そこまでわかる目は持ってない。

それでもそういうのも楽しみにできるのは良い。