勝った、のは良いけれど・・・・・・という安堵もありつつ本当にこれでいいのだろうかという不安もまだまだあったりする。
フィッカデンティ監督にポケモンやらせたら手持ち6匹しか育てなさそう。
フットボールでの勝利は何事も正当化してしまう時として恐ろしいものであると思った。
中2日でターンオーバーしないで勝ってしまったからには監督のそういうやり方に説得力が出てきてしまう。
グランパスは4231。両SBが成瀬ジェソク選手に変わったのみ。
序盤からもっとベガルタが圧力をかけてくるかと思いきや。ビルドアップをハメて奪う、というよりもグランパスが縦パスをSHに入れて前進する印象の方がある。
中谷選手から前田選手へ縦パスが入った場面。
前田選手の受ける位置も絶妙だけど、ベガルタの守備はサイドをどうするつもりだったんだろう。マークにつくでもなく、中盤4枚は中央を固めるように絞っているだけに見えた。
2CB+稲垣選手で数的優位を作って成瀬選手へ。成瀬選手から斜めのパスが阿部選手に通れば、という場面。
このパスが出ただけで守備ブロックの中盤4枚が後ろ向きになるのは明らかに上手くいってない。
中央はCBがムキムキだから金崎選手への縦パスのコースを切りつつ、サイドに出させて囲んで奪うっていう守り方がグランパスに対しては機能しそうだけど、SBとSHをビルドアップの出口にしてしまっては自由に動かれるし押し込まれるばかりになる。
2トップの守備もイマイチだった。出すサイドを限定させても寄せが遅いし弱いから中谷選手は縦パス入れるのに苦労しなかった。いくら疲労していると言っても丸山中谷選手に自由に蹴らせてしまう守備はそのスタートからマズイ。
グランパスはボール保持、前進、トランジションのサイクルもそんなに大変ではなかったけれど、前半で先制できなかったのはやっぱり疲労なんかな。
前半よりゴールの際どいコースにシュートが飛んだけどさすがGKスオビィク選手。
そんな中、稲垣選手のミドルシュートがデフレクションしてゴールに吸い込まれたのはもうラッキーとしか言いようがない。仕事人にそれは失礼かな。
相馬選手の肋骨を3週間どころか10日で出場できるまでにした治療とは。
まだスプリントはしないみたいだけど、この調子なら次はでには治っていそう。
終盤での途中出場だったけど赤崎選手に仕事させなかった。
そして次はアントラーズと。
和泉選手がいれば、と思わなかったわけではない。
向こうではかなーり出場しているみたいだし。
やっとフレッシュな状態で戦えるので楽しみ。