パロマ瑞穂スタジアムへ行ってきた。
グランパスがこういう節目やメモリアルな試合に勝てるかどうかは確かにそこまでの印象は無い。
色々と議論になるような試合になってしまったのは結果よりも残念ではある。6年後も覚えているだろうか。
後日、詳しい第3者の結論や解説がどうであれ現場での行いがアレではネガティブな名前の覚え方をする回数は減らないな。
グランパスは前節とスタメンは変わらず。
横浜FCは442。1枚替えたかな。
どちらも442の守備ブロック。そのブロックを崩す配置がそれぞれ違って面白い。
グランパスはボールサイドと逆のサイドではSHとSBが大外に。相手のブロックの網目をできるだけ拡げようとしていたかな。特にSHの選手の特徴を考慮したら1対1もしくは数的優位な状況を作り出したい。位置と質の優位性を出したい感じ。
ただ前線にストライカーが不在なのでクロスにしろ、カットインするにしても可能性を感じられる選択肢があまりなかった印象。決定機もあったけどGK正面にシュートが飛んでいく。
横浜FCはビルドアップから可変していく。サリーダはしていたかな。最後尾では3枚並んでいたのでおそらくしていたとは思うけれど。
斉藤選手がボランチの背後に立つ。SHは内側へ。空いたところにSBが高い位置まで。吉田選手とジェソク選手の後ろを狙っていく。こちらは位置と数での優位性。
グランパスの0トップはプレビューショーでも紹介されていたけれど、必殺技でもなんでもなく、あくまでも苦肉の策というか。棚ぼたみたいに上手くいっただけで、これが毎回そうであるわけでもないし攻撃のベースになることもない。監督を見てもどちらかと言えば守備の方をトメルケルレベルに浸透させてくれたらと思うくらい。
むしろこれで得点数が増えたりしたら金崎選手が泣くぞ。
今シーズンの守備は困った時に立ち返る場所というか基本というか、哲学として刻むくらいでないと。メンタルはもうピクシーが教えてくれてる。あの人の技術は真似できないけど同じ気持ちを持つくらいはなんとかできる。
次はサンフレッチェと。
リーグは最終戦。
まだ試合ができるのかどうか、他会場で起こる劇的な展開には既視感を持っているぞ。
6年後か・・・・・・
そんな先のことなんか全く想像できないな。
それまでにグランパスは何回優勝できるかな。