映画「鈴木先生」
制作会社が「サマータイムマシンブルース」のところじゃないか。
実はドラマ版は全く見ていなくて知らないのだ。存在は知っていたけど。
こちらの不備を払拭できるくらいには面白かった。鈴木先生はかなり理想に近い先生。学生の常識なんてフワフワしているものだから、こういう考え方もあるって示してくれるのはいいね。でも人によっては説教臭く感じてしまうかもしれない。何言ってんだこいつと思うかも。
生徒会選挙の場面で生徒が選挙のやり方について批判する場面は良く思ったけど、卒業生の人質事件?は卒業生に共感はしたものの、少し茶番ぽく感じた。大事になりきらないなら別の形のほうが映えた気がする。セリフの単語一つでも違和感というか、表現の仕方で印象が大きく変わるから、あんまり使ってほしくない単語を使われるのは引っかかるなぁ。
ドラマ版からの続編という立ち位置でも、ドラマ知らなくても楽しめたのは親切設計。生徒役すごい多いけど名前把握してなくても関係ないし。主要人物だけ押さえておけばいける。
派手な映画じゃなかったけど、この地味さは好き。
ふと思い出して触れてなかったこと。
実写映画銀魂の追加キャストが発表された。
どちらかと言うと合っているほうだと思った。
それに監督との相性というか、意図をしっかり演技で表現できる俳優さんたち。ムロさんとか特にそうだろうな。なんかもう専属俳優と言ってもいいくらい。これからの監督作品には欠かさず使ってほしい。
